うっしデッキ

デュエル・エクス・マキナ(DXM)のデッキやプレイを考察するブログ。コントロールフリーク。Twitterで更新情報をお伝えします(@usshiofdxm)。

<剣闘士の凱旋>カードレビュー【トリニティ編】

メフィスト解禁からまだ日も浅いですが、早くも追加セット<剣闘士の凱旋>が発表されました。単純にカードプールが広がるのは1プレイヤーとして楽しみな限り。
今回は「兵士」と「ウルモル」が主要部族となるようですが、特に全ての勢力に影響のあるウルモルの新カードには期待したいですね。

それでは早速、発表されたカードの簡単な評価をしていきたいと思います。
新カードの公式情報はこちらから。

※新たに公開され次第更新していきます。

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ジェノヴァの女闘士

コスト1 ユニット
自分の場への草原生成時、そのマスに聖堂領の侍者を出す。
2/1

まさかのトリニティの1マナ2/1ユニット。しかもメリット能力持ちとは!こういうユニット大好きです。
軽いため(ハデスじゃない限り)除去を一枚使わせられれば十分でしょうし、居座ればそれだけ盤面を埋めていくためプレッシャーにもなります。
出てくるユニットが1/2というのも重要ですね。ハデスへの耐性、速攻系に多くいるHP1への壁としても非常に優秀です。単純な使い心地は氷河でHPが+1されるトールのユニットとほぼ同じといえます。むしろツクヨミでずらされたり、地形だけ破壊されてもHPが下がらないわけで、細かな点でこちらが上といえるでしょう。
これまで草原は地形デッキの中でもかなり不遇の扱いでしたが、起死回生の一枚となるでしょうか。少なくとも僕自身はデッキ組む気満々です。

竜騎闘士 ユーグ

コスト8 ユニット
召喚時、残りマナを4増やす。
タイプ:修道者
5/5

マナを増やしまくっても結局手札に大型ユニットを抱えたまま頓死するというのはトリニティの日常なわけですが、こいつのおかげである程度緩和できるかも?
実質4マナ5/5相当というわけで、10マナあればこいつを出した上で「ロードスの聖騎士」「マスティマの魂吸」で守るとかもできますし、ニュートラルなら「ピクシーの王女ターニア」「ウルモルの棟梁」「離魂術師サナム」もいい相方でしょう。サナムなら9マナでもいいですね。素の5/5というサイズも結構プレッシャーになります。修道者であることを活かすのは…今のところちょっと難しいか。
※12/10追記
https://twitter.com/tairaakir/status/939078841179320320
ツイッターでご指摘いただきました。10マナでエクスシア→ユーグ→4マナユニットみたいなコンボ、夢ありますね。

逆に言えば手札を潤沢にしておかないと、ただのでかいバニラになってしまうので、「カマエルのファンファーレ」などで手札を切らさないよう注意したいですね。

ロードスの看護師

コスト2 ユニット
自分の残りマナが増えたとき、自ガーディアンを1回復する。
1/3

アスガルドの「療法手シギュン」とよく似ていますね。「マナが増える」という誘発条件が10マナで打ち止めなので、序盤に出せないと効果を発揮できないのは難点。とはいえアグロ対策には十分な性能でしょう。2マナでHP3の硬さはシギュンを始め多くの先達が証明しています。
※12/16追記 10マナで打ち止めと書きましたが、考えてみれば聖堂領の修道女や聖樹の雫などでも誘発しますね。

美天使 イオフィエル

コスト6 ユニット
相手ユニットの破壊時、イオフィエルの扇動をデッキ外から1枚手札に加える。
3/5

イオフィエルの扇動

コスト1 スペル
自ユニット1体は、同じ縦列のランダムな相手ユニット1体とダメージを与えあう。

ふつくしい…。自信たっぷりの笑顔が素敵ですね。たわわ。
アートはさておき。本体のサイズは控えめですが、その能力がなかなか強力。イオフィエルの扇動で相手を倒せばまたイオフィエルの扇動が手に入るため、マナとこちらのユニットが続く限り連鎖が続きます。鉄壁持ちとの相性は言わずもがなで、アテナ/トールにやられがちな、延々チャンプブロッカーを配置されるという動きにかなりの耐性がつきます。1マナと軽いのも嬉しい。なるべく膠着状態の場に、2マナ程度余裕を持たせて召喚できると上出来でしょう。トリニティファンとして是非使いたい1枚です。

12/16追加

光天使 ハニエル

コスト8 ユニット
自分の残りマナが増えたとき、ランダムな自分の場の草原1マスに熾天使 セラフを出す。
タイプ:天使
2/5

本体サイズは貧弱ながら、セラフを量産するポテンシャルはかなりの脅威です。聖樹の墓標は相性抜群で、出てきたセラフを倒しても、代わりに手札に加わった聖樹の雫で、いくらでも復活することができます。
ガブリエルのGPでたまにあるのが、手札に聖樹の雫が溢れかえってるのに、大型ユニットをひかないというパターン。別に草原生成の手段が必要になりますが、ハニエルはそういう場面での解決策の一つになりますね。

ネフィリムの剣闘士

コスト5 ユニット
攻撃時、ターン終了時まで、ATKを-3する。
6/5

ブロッカーとしては最高級のスタッツながら、攻撃時にしても5マナ3/5と標準的。コモンとしてかなり優秀ですね。

堕天使の切断闘士

コスト3 ユニット
自分の残りマナが増えたとき、ターン終了時まで、ATKを+1する。
タイプ:天使
2/3

10マナまでは自ターン限定で自動的に3/3になる中型ユニット。永続強化はやっぱり強すぎたんでしょうか。アリーナだととっておいて損はない1枚。

聖堂領のウルモル

コスト2 ユニット
他のタイプ『ウルモル』の自ユニットが破壊された時、聖樹の雫をデッキ外から1枚手札に加える。
タイプ:ウルモル
2/2

ウルモルみんなが聖樹の墓標にいるのと同じになります。同じサイクルのルクソール版にも言えますが、HPの低いユニットの多いウルモルとしては破壊時効果は相性がいいといえます。
基本はウルモルで固めつつ、カオスキメラなどいつものフィニッシャーにつなげる構成、破壊時効果を生かしてサリエルをフィニッシャーにしたシナジーデッキというのもできそうですね。

イオフィエルの捕翼

コスト2 スペル
自ユニット1体のHPを+2する。
そのユニットは、同じ縦列のランダムな相手ユニット1体とダメージを与えあう。

これ、評価が難しいです。ベリアルの幻炎と似ていますが、相手がいなくてもHP強化として使えること、同じ列のユニットしか除去できないこと、こちらもダメージを受けること、コストなど、結構異なる点も多いです。鉄壁もちならHP強化を活かしつつダメージ軽減もできると、好相性ですね。

ヴェネツィアの羊飼い

コスト1 ユニット
召喚時、召喚されたマスを草原にする。
1/1

1マナ基本地形生成ユニットが出揃いました。ヴェネツィアの生物学者やラファエルの恩寵など、早い段階から草原をテンポよく展開したいカードにとってありがたいですね。