うっしデッキ

デュエル・エクス・マキナ(DXM)のデッキやプレイを考察するブログ。コントロールフリーク。Twitterで更新情報をお伝えします(@usshiofdxm)。

<剣闘士の凱旋>カードレビュー【アスガルド編】

メフィスト解禁からまだ日も浅いですが、早くも追加セット<剣闘士の凱旋>が発表されました。単純にカードプールが広がるのは1プレイヤーとして楽しみな限り。
今回は「兵士」と「ウルモル」が主要部族となるようですが、特に全ての勢力に影響のあるウルモルの新カードには期待したいですね。

それでは早速、発表されたカードの簡単な評価をしていきたいと思います。
新カードの公式情報はこちらから。

※新たに公開され次第更新していきます。

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副船長 フレイディース

コスト1 ユニット
自分の場への氷河生成時、ノースの戦闘員をそのマスに出す。
タイプ:バイキング
2/1

プレビュー開始初日に登場した「ジェノヴァの女闘士」を散々褒めまくったのですが…まあ何にせよ、勢力が違うだけで実質性能は全く同じです。
ただアスガルドには既にトールのGPがあるので、従来のコントロールアスガルドにとっては、それほど重要度が高いわけではなさそう。一番嬉しいのはkimuさんやはり序盤が手薄になりがちな、純正の氷河デッキでしょう。あと地味にバイキングなのも活かしたい。現状バイキングデッキも当たったことないなあ…

ノースの弓手

コスト3 ユニット
戦闘に勝利したとき、このユニットを2回復する。
タイプ:バイキング
2/3

ATK2以下のユニット相手には実質無敵。既にアスガルドには「自ユニットが回復したとき」に誘発する効果を持つユニットが多数いるので、そのシナジーも期待できます。地味なようでいて相手に出されたら結構厄介になりそう。

12/13追加

今回追加した4枚はこちらのサイトで紹介されています。リンク先にも解説が載っていますので、そちらもご参照下さい。
壮美神 フレイ

コスト5 ユニット
召喚時、同じ横列のランダムな1マスに金猪グリンブルスティを出す。
自ユニットか自ガーディアンの回復時、ATKを+1する。
タイプ:神
2/6

金猪 グリンブルスティ

コスト4 ユニット
自ユニットか自ガーディアンの回復時、ATKを+1する。
2/4

単純に強い。基本的に1枚で複数のユニットを展開できるカードはそれだけでアドバンテージをとることができますが、これは特に打点を底上げする能力までもっているため、早急に対処できなければ即死もありえます。
上記公式記事でも触れられているとおり「療法手 シギュン」が格好の相方。既にダメージを受けているユニットと「スヴェアの女将」または「スヴェアの交易商」の組み合わせでもOK(それだけ並べられればオーバーキル感もありますが)。「氷河の水風呂」の上に配置されても非常に厄介です。

光明神 バルドル

コスト8 ユニット
召喚時、他の全自ユニットのATKとHPを+1する。
他のタイプ『神』『天使』の自ユニットが場に出たとき、全自ユニットのATKとHPを+1する。
タイプ:神
3/8

フレイに続いてシギュンと相性のいい「神」。後半トップデッキしたシギュンが2マナ2/4かつ全体強化の化け物に早変わりです。「永夜神 ノート」も軽い神として良き相方ですが、やってみたいのは8マナバルドルからの次ターン「オーディンの軍略」。さりげなく出て来るユニットが神なので、結構シャレにならない盤面になりそうです。(実際に試してみるしかないのですが、3体それぞれ同時にバルドルの効果が誘発するのであれば、前列に6/6が3体と、バルドルが6/11になって殴ってくることに…?)「隠秘神 ヘル」と併用するなら、いよいよデッキのユニットを神にそろえたヘビーコントロールも成立するかもしれません。
8マナ全体強化にはいちおう「ミョルニルの掲揚」がありますが、ユニットである点、継続的な強化も出来る点などから、概ねこちらと入れ替えて問題ないでしょう。ってかミョルニルがさすがに弱すぎた。
ちなみに誘発条件に現状アスガルドにはいない「天使」が含まれてるのが謎です。今回のセットではアスガルドにも天使タイプのユニットが出てくるのか、はたまた何か別の意味があるのか…?一応「擬態魔 ミミック」などで相手の天使をコピーすれば誘発するとは思いますが。

デーンの斧闘士

コスト5 ユニット
戦闘に勝利したとき、このユニットを3回復する。
タイプ:バイキング
4/4

先に公開されていたノースの弓手の上位種。単純に5マナ4/4のスタッツが優秀で、コモンであるためデュエルアリーナではかなり目にすることになりそう。構築でも十分活躍が期待できます。

レーヴァテインの炎熱

コスト1 スペル
全自ユニットに1ダメージを与え、ATKを+1する。

変則的な全体強化。軽いは正義とはいえ、さすがに安定性に欠ける気がします。トリニティなら鉄壁という最高の相方がいるのですが…。
※12/16追記 完全に頭から抜け落ちていたのですが、アスガルドにも「被ダメージ時」効果持ちのユニットが複数いましたね。割と現実的な誘発手段になりそうです。

12/16追加

麗巨人 ゲルズ

コスト6 ユニット
召喚時、ランダムな他の自ユニット1体か自ガーディアンを2回復する。これを3回繰り返す。
4/4

カードイラストから溢れ出る圧倒的抱擁力。たわわ(2回目)。
6マナ4/4は控えめとは言え、能力が堅実にしてTHEアスガルドという感じ。他にユニットがいない場合、エイルの癒しを上回る回復性能となります。ユニットの回復を目当てにするなら既に豊穣神フレイヤがいるので、そこはデッキタイプに応じて選びたいですね。

吸魂鳥 フレースヴェルグ

コスト4 ユニット
召喚時、他の全自ユニットに1ダメージを与える。
4/4

破壊時に4点を振りまく彷徨えるゴーレム、禁忌の儀式前提での吸血公ヴラドに続いての4マナ4/4ユニット。今回のコモンでも飛び抜けて強く見えます。
デメリット付きでも強いのはゴーレムが証明済みですが、フレースヴェルグの場合はシナジーを組む余地すらあります。人狼ナルヴィ、ノースの投斧師、百戦神テュールといった「被ダメージ時」能力持ちとの相性は抜群。ちなみにスヴェアの女将が場にいる状態で召喚すれば、1体分は帳消しにできるのでしょうか。要検証です。

ノースのウルモル

コスト2 ユニット
他のタイプ『ウルモル』の全自ユニットに成長【1】を与える。
タイプ:ウルモル
2/2

勢力横断のウルモルサイクル、アスガルド版。
放置するとガンガン打点を強化してくる厄介なやつ…なのですが、「成長」は長期戦になればこそ真価を発揮する能力で、HPが概ね1〜2ウルモルとはちょっと噛み合っていないように思います。
とはいえ山車や棟梁など大型ユニットもいなくはないですし、相手としても対処しないわけにはいかないので、主導権を握るのに役立ちます。