<剣闘士の凱旋>カードレビュー【オリンポス編】
メフィスト解禁からまだ日も浅いですが、早くも追加セット<剣闘士の凱旋>が発表されました。単純にカードプールが広がるのは1プレイヤーとして楽しみな限り。
今回は「兵士」と「ウルモル」が主要部族となるようですが、特に全ての勢力に影響のあるウルモルの新カードには期待したいですね。
それでは早速、発表されたカードの簡単な評価をしていきたいと思います。
新カードの公式情報はこちらから。
※新たに公開され次第更新していきます。
今回はオリンポス編。その他の勢力については以下のリンクからどうぞ。
usshiofdxm.hatenablog.jp
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愛美神 アフロディテ
コスト4 ユニット
タイプ『兵士』の自ユニットが場に出たとき、ユニットカードをデッキ内から1枚手札に加える。
タイプ:神
3/2
新たな「神」。とりあえず1体でも兵士を出せればアドバンテージを得られます。
メフィストまでの兵士ユニットはこちら↓。現状はオリンポスのみですが、剣闘士の凱旋では他勢力にも追加されるのでしょうか?
単体のスタッツが高いもの、「場に出たとき」の効果をもつカードが既に数多くあるため、単純にアグロオリンポスのドローソースとして優秀と言えるでしょう。
上記の検索にはひっかかってませんが、地味に「竜牙兵 スパルトイ」も兵士なので、「カドモスの竜牙」「冥路神 ペルセポネー」で相手のHP1を除去しながら、こちらは一方的に大量ドロー!みたいな動きはやってみたいですね。
4マナというアグロには微妙な重さとHP2の脆さはやはり目につきます。どちらかと言えばミッドレンジ~コントロール的なロングゲーム指向のデッキで、アドバンテージ源兼除去の的という立ち位置が適切でしょうか。
個人的には、兵士デッキが強化されることで「狩聖 アタランテ」を有効活用できそうなのが楽しみ。始めたての頃結構重宝してました。
アイギスの守護
コスト1 スペル
ターン終了時まで、全自ユニットは戦闘ではHPを1残して耐える。
1マナの軽さは嬉しいところですが、単体では全く仕事をしないのが扱いの難しいところ。1ドロー付きだったら逆に強すぎたでしょうか。
同じような効果を持つ「勇健神 アイグレー」「航海長 イアソン」が現状ぱっとしないこと、オリンポスゆえにスペルであることも活かしづらいのもイマイチ。
恋愛神 エロース
コスト4 ユニット
召喚時、相手ガーディアンに自分の場のタイプ『兵士』のユニットの数だけダメージを与える。
タイプ:神
3/3
優秀な召喚時能力と標準的なスタッツを併せ持つ「神」。最大で直接5点ダメージは夢があります。
「テーバイの重装投槍兵」の存在を考えると、3点以上飛ばせれば十分でしょう。HP2と3の違いは大きそう。
みんな大好き(大嫌い)「サテュロスの短弓兵」との相性は言わずもがなで、3→4とマナカーブ通り展開された日には悶絶もの。
これまでは短弓兵の能力のために他のユニットの展開を遅らせるというプレイングもありましたが、エロースがいれば躊躇なく展開していくことが出来ますね。
アマゾネスの短剣兵
コスト3 ユニット
召喚時、同じ横列にアマゾネスの短剣兵を2体出す。
タイプ:兵士
1/1
「コリントスの軍監訓練士」の上位型(互換ではありません、念のため)。「エロースと短弓兵と一緒に使いなさい」と天の声が語りかけてくる…。
「カドモスの竜牙」との比較になりますね。1マナの差、速攻の有無、そしてターンを返しても場に残るかどうか。いずれにせよ「場に出たとき」の効果を誘発させる格好の種です。場合によっては2種併用もアリでしょう。
そういえば、僕はあまり対戦で出くわしたことはないのですが、「魔淑女グレモリー」とも似てますね。既にグレモリー入りのオリンポスとかもあったりするのでしょうか。
ミノタウルスの斧兵
コスト3 ユニット
速攻
召喚時、ターン終了時まで、戦闘ではHPを1残して耐える。
2/1
色々挙動は異なりますが概ねオリンポス版「ミイラの兵長」。細かい違いは、「確実に除去したい後列のユニットが前列のブロッカーに阻まれて殴れない」「速攻持ちなので相手の除去に対して猶予があり、本体2点ダメージにもなる」といったところでしょうか。HPが1違うとはいえ、前列縛りがない分概ね「ケンタウロスの軽装騎兵」の上位互換となりそう。
多くの軽量ユニットに対して1対2以上の交換を強いることができるため、アグロ以外のデッキタイプにも適していると言えるでしょう。ちょくちょくレシピが上がっていたりするオリンポスコントロールに入れても良さそう。
12/16追加
蝮女 エキドナ
コスト7 ユニット
被ダメージ時、ランダムな自分の場1マスに多頭竜 ヒュドラを出す。
2/6
戦闘したくないユニット筆頭。多頭竜ヒュドラはブロッカーとして悪くない性能でしたが、それがポコポコ量産されるとなるとうんざりでしかありません。よくある列の制限もないので、一枚で盤面を埋め尽くすこともできます。ハデスで能動的に生み出せることも考えると、コストの重さをカバーできるコントロールに適していると言えるでしょう。
単眼巨人 キュクロプス
コスト5 ユニット
自ターン中、戦闘ではHPを1残して耐える。
被ダメージ時、このユニットを封印する。
4/4
各勢力でコモンでもいい性能のものが増えて来ていますが、特に顕著なのが5マナ4/4。こいつは雑にまとめると、速攻と同列強化のないアレース。サイズとコストが入れ替わったガシャドクロとも言えますね。相手ユニットの前に置いた場合はただの4/4とほとんど変わらないので、能力を活かすなら更地に置くか速攻を付与したいところ。デュエルアリーナでは頻出になりそう。
スパルタのウルモル
コスト2 ユニット
他のタイプ『ウルモル』の全自ユニットは速攻を持つ。
タイプ:ウルモル
2/2
勢力横断のウルモルサイクル、オリンポス版。素のサイズも順当ですが、やはり全体速攻付与は強力。ウルモルの集落がノーコストの海洋アテナGPと化します。
スパルトイの進軍
コスト2 スペル
自分の場の縦一列に竜牙兵スパルトイを出す。
スパルトイの生成も大分選択肢が増えましたね。ダメージ効率で言えばハルパーの追撃と同じで、4枚体制にすればデッキがかなり安定するでしょう。一番相性のいい「天羽々斬の一閃」(イズモ)と併用できないのが非常に惜しい!
勇王 テセウス
コスト1 ユニット
自分の場への海洋生成時、そのマスにアテナイの守備兵を出す。
タイプ:兵士
1/1
最終的にオリンポスとアスガルドとトリニティの3勢力でのサイクルとなった、地形生成時にトークンを連れてくる1マナユニット。
アスガルド・トリニティが「2/1が1/2を生成する」のに対してなぜかオリンポスは逆。ですが、ダメージソースを絶やしたくないないデッキの多いオリンポスにとっては、HP2は心強いですね。早急に対処しないとやばいやつです。